いのくち法律事務所です。
全国的に昨日から11月です。
朝晩の冷え込みを感じる季節です。
確定申告に使用する各種控除証明書も自宅に届く時期ですね。
年末の雰囲気をひしひしと感じるようになりました。
さて、日本FP協会から毎月送付される「Journal of Financial Planning」という雑誌があるのですが、ぺらぺらとめくっていると「75歳の壁」なる言葉が目に留まりました。
〇〇の壁と言えば、「嘆きの壁」や「バカの壁」「横倉の壁」などが有名ですが、「75歳の壁」という言葉は知りませんでした。
厚生労働省の調べによれば、75歳を超えると要介護者の割合が急激に増えるという結果があります。
70歳から74歳までは、その年代の人口において、20人に1人くらいが要介護状態であったものが、75歳から79歳になると、10人に1人の割合にまで上がるという状況(つまり、倍増)です。
健康寿命という言葉も一般化してきておりますが、健康でいられるような努力は日々やれるにせよ、実際の寿命はいつ終わりになるのか、だれも予測できません。
老老介護の問題も問題視されてから久しいと思います。
我々世代は、親の介護の問題と同時に自分たちの老後の心配もありますよね・・・。
FPがらみの関連書籍を流し読みしてみても、結局は、「早めの準備」ということが挙げられているだけです。
その準備をすることが難しい世の中なんですよね・・・。
ただ、何事においても「考える」ということは大切だと思います。
「どうすれば事態を悪化させないか」、「より有利に事を進められるのか」を自分なりに考えて、行動することが大切だと思います。
考えるときに、「専門家」に相談してみるという選択肢もあると思います。
そのときは、いのくち法律事務所へのご相談も是非ご検討ください!!